暮らしと神道

神事の紹介

宮座

境神社

709-3423 久米郡美咲町境1373

祭礼日時
10月9日11:00 体育の日 
文化財指定
無 

例大祭まえ(春御田植祭にも)に頭祭を行う。それぞれ大祭の一時間前より始め、3,40分で終わる。頭を上げる場所は、社務所の土間に机を出し椅子に座る。まえの机に津山役所と神職が座り、左右の机に頭屋が座る。そもそも毎月の頭屋が昔よりきまっており、12軒の頭屋がいる。各月の頭屋も、例えば森田株が3軒ならば3年に一度廻ってくる。境神社の頭だけでなく、摂社、親神様の頭も一緒に上げるので、都合24軒の頭屋が揃うこととなる。4月御田植10月大祭以外の月は各頭屋が、自分で酒とお供え物を持参し、その月に集っている頭屋に社務所でふるまう。今は、4月・10月以外は参拝者はほとんどいない。その4月10月は、机の上にお役所神職には高足膳を出し、各頭屋に平膳を出す。器は青木の葉。箸は竹の丸箸。葉っぱの上に枝豆と煮しめ。湯のみ茶碗で、どぶろくをいただく。境神社の頭と親神様の頭が決まった順に注いでまわる。二献目は逆まわりをする。最初、境神社の頭が作ったどぶろく二献。次に親神様の頭が作ったどぶろく二献。計四献が決まった順番で注がれる。その間、枝豆などを肴に食す。献酒が終わるとご飯をよそう。重箱に入れて用意したものを役所から分配する。各自は両手を重ね、その手で受け、食べる。終わったら、最後に神職の御祓いを皆で受け、終了となる。

神事の分類

宮座 みやざ

氏子の中から輪番などで当屋を出して主宰する祭事など。
宮座、御当座・場の魚、かいごもり、当番祭、おいつき祭り、椀祭り、霜月祭り、蛇形祭り、など

神事・行事の分類一覧

神事の詳細

祭りの時間帯
  • 午前
祭りの対象
  • 本社(本殿)奉斎の祭神
祭祀規程上の区分
  • 例祭
  • 例祭以外の大祭
祭りの趣旨・由来
  • 皇運の隆昌と氏子・崇敬者の繁栄を祈念する恒例の祭り
祭りの規模 祭典奉仕の神職数
  • 1名
祭典奉仕の神職
以外の祭員数
  • 11名以上
祭典の参列者数
  • 30名前後まで
祭礼行事の神職・
祭員以外の所役
  • 11~100名
神職以外の祭りの奉仕者
  • 神役・頭屋(その他、この類の奉仕者を含む)
  • 特定の家系の者(例:奉仕の所役の家系が定まっている場合)
神饌・供え物 品目
  • 特別な飯(特殊な炊き方、調理、盛り方、供え方の飯がある)
  • 豆類(豆、または豆製品が必ず供えられる)
  • 特別な酒(ドブロクなどを特に醸造する。または米以外の材料による酒をつくる)
  • 加工食品(油揚げ、蒲鉾、竹輪など、あるいは上記分類の複数の品目を調理したもの)
供え方
  • 熟饌(必ず調理した神饌が供えられる)
  • 古式の食器や行器があり、あるいは昔ながらの配膳形式がある(百味御謄など)
芸術・文芸・物品奉納供進等の行事
競技・演武等の行事
芸能
こもり・禁忌・禊祓・神占などについて
  • 別火・鑚火・神火
ヤマ・屋台・山車・ダ
ンジリ・舟・その他の
工作物(大きな人形な
どを含む)の設置・曳き
回しについて
呼称
形態
神輿(鳳輦を含む)と神輿渡御
行列・社参・参列 形態
  • 採物(旗・提灯・梵天・その他)を持っての行列
一般の参列の可否
  • 氏子または崇敬者のみ参列・参加が可
その他の行事・所作

境神社の神事一覧

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