昭和初期より氏子地域(旧中谷村、約250戸)を御巡幸。巡行先の御旅所で24名の輿守は振る舞い酒を飲み明かし三日三晩練り歩いた。御巡幸の工程は述べ三里(12キロ)にも及び、現在ではとても考えられない距離である。氏子地域は限界集落化が顕著であり、氏子以外の輿守は認めていないにも拘わらず例年不足したことはない。それほど輿守ができる事に有難味を感じている。
地域の活性化は神社の祭りからと、血気盛んに氏子の若者が渾身の力を込めて担ぐ姿に元気をもらっている。