暮らしと神道

神事の紹介

夏越祭

厄神社

712-8001 倉敷市連島町西之浦3815

祭礼日時
7月下旬18時 夏休みに入って最初の日曜日(古くは旧暦6月28日) 
文化財指定
無 

夏越大祓祭は輪くぐりとも呼ばれ、当社の祭神である須佐之男命が南海への旅の途中宿を求め、もてなした蘇民将来に、疫病が流行したときは茅の輪を作り腰に下げると免れると教えたと伝える備後国風土記の逸話によるものです。輪くぐりの輪は氏子総代が茅を刈り、当日早朝作ります。夕方6時より行われる祭りには、事前に配布の人型に氏名、干支、性別、年齢を書き、前日寝具の下に敷き一晩就寝したものを持って輪をくぐり、罪穢を祓い除き無病息災、災厄消除を祈願します。この祭りは江戸時代より続くと言われ、また、奉納花火も打ち上げられています。近隣の西浦小学校では、生徒が美濃紙に書いた書道を額に張り、当日夜にはロウソクで灯す点灯会、額灯しと呼ばれる行事が明治期から伝統的に行われています。(文責 岡部智仁)

神事の分類

夏越祓 なごしのはらえ

無事夏を越すため、蘇民将来に由来する「茅の輪神事」など。
夏越の祓、輪くぐり祭、六月大祓、草まつり、など

神事・行事の分類一覧

神事の詳細

祭りの時間帯
  • 宵(夕刻から夜)
祭りの対象
  • 本社(本殿)奉斎の祭神
祭祀規程上の区分
  • 恒例祭(遥拝・大祓)
祭りの趣旨・由来
祭りの規模 祭典奉仕の神職数
  • 2~5名
祭典奉仕の神職
以外の祭員数
  • なし
祭典の参列者数
  • 50名前後まで
祭礼行事の神職・
祭員以外の所役
神職以外の祭りの奉仕者
神饌・供え物 品目
供え方
芸術・文芸・物品奉納供進等の行事
  • 書・絵画の奉納・展示
競技・演武等の行事
芸能
こもり・禁忌・禊祓・神占などについて
ヤマ・屋台・山車・ダ
ンジリ・舟・その他の
工作物(大きな人形な
どを含む)の設置・曳き
回しについて
呼称
形態
神輿(鳳輦を含む)と神輿渡御
行列・社参・参列 形態
一般の参列の可否
その他の行事・所作
  • 茅の輪神事(行事)がある

厄神社の神事一覧

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