暮らしと神道

神事の紹介

初卯祭

本荘八幡宮

711-0933 倉敷市児島通生22

祭礼日時
 
文化財指定
無 

古くより当神社の初卯祭は春の準例祭として斎行されて来たが、旧暦2月の初の卯の日は寒いので、2・3年前から、彼岸前の土・日に変更している。具体的な神事内容は別紙「日待祭」に記述の通りであるが、宵宮に参列した通生奥部落のメンバーが、神前に飾り、お祓い済みの天狗面(鼻高)3面と衣装、獅子頭の付いた衣装一組。更に新しい5色の御幣3本を持ち帰り、翌日獅子舞と、天狗面に衣装を着け、青笹を持って氏子地域を清祓いし、賑わして廻る慣例となつている。伝えられるところによると、今から凡600年ほど前、この地域が激しい飢餓に見舞われた際、住民が神前に天狗面・獅子面を献じ、神楽舞を奉納して祈願したのが始まりとされ、2月の初の卯の日の前日にお日待ちをし、翌朝早々より村内を巡回したことが慣わしとなった。昭和56年に、奥部落有志が保存会を作り、天狗面・獅子頭・衣装などの修復に取りかかったが、平成26年通生奥育友会をメンバー30名ほどで結成し、単に初卯祭に於ける伝統行事の保存のみではなく、地区全体の活性化と共同体意識を高めることを念願としている。倉敷市重要文化財に指定されている獅子頭1面が現存していて、制作年代不詳ではあるが、かなり昔からの伝統行事であることは疑いないと思われる。

神事の分類

その他

福迎え、牛神祭り、えびす祭り、会陽、雛流し、亥の子、御供、ご膳据、など
上記に分類されない神事

神事・行事の分類一覧

神事の詳細

祭りの時間帯
  • 午前
  • 午後
祭りの対象
  • 本社(本殿)奉斎の祭神
祭祀規程上の区分
  • 例祭以外の大祭
祭りの趣旨・由来
  • 皇運の隆昌と氏子・崇敬者の繁栄を祈念する恒例の祭り
祭りの規模 祭典奉仕の神職数
  • 1名
祭典奉仕の神職
以外の祭員数
  • なし
祭典の参列者数
  • 30名前後まで
祭礼行事の神職・
祭員以外の所役
  • 11~100名
神職以外の祭りの奉仕者
  • 総代(全員または代表・有志・選抜者)
神饌・供え物 品目
供え方
芸術・文芸・物品奉納供進等の行事
競技・演武等の行事
芸能
こもり・禁忌・禊祓・神占などについて
ヤマ・屋台・山車・ダ
ンジリ・舟・その他の
工作物(大きな人形な
どを含む)の設置・曳き
回しについて
呼称
形態
神輿(鳳輦を含む)と神輿渡御
行列・社参・参列 形態
一般の参列の可否
その他の行事・所作
  • 「鬼」などの仮面が登場する

本荘八幡宮の神事一覧

PageTop