暮らしと神道

神事の紹介

御輿行事

祇園神社

711-0927 倉敷市下津井1-13-16

祭礼日時
7月海の日直前の日曜日10時 「海の日」直前の日曜日午前10時出発 
文化財指定
有(倉敷市重要文化財) 

当地は、瀬戸内海上交通の要港であり、潮待ち、風待ち、水・物資の補給地として江戸時代より知られていたが、江戸中期以降西廻り航路が開拓されると、夏の偏西風に乗って北前船との交易が始まり、空前の繁栄を見るに至った。当神社の例祭(夏祭、祇園祭)は旧暦7月7日より14日に亘る一週間斎行され、、御輿3体が出御し、最終日に町内を巡幸し、下津井2丁目で潮入り神事が行われ、北前船に乗せて沖合を巡回した。その警備には玉野市宇野より水上警察が馳せ参じた。浅口市・倉敷市・玉野市はじめ讃岐の沿岸部、瀬戸内諸島の島々から参詣者が殺到したと伝えられる。その神幸渡御次第は長浜文書の一部として、倉敷市重要文化財に指定されている。現在では「海の日」の前日の日曜日に大人神輿、子供みこし各1体で氏子区域全域を巡幸し、5丁目海岸より当番船に遷して沖合を巡幸後帰社している。なお、各町内で水道バケツで水をかける慣行は、現在でも継続中である。

神事の分類

神輿行事 みこしぎょうじ

神輿は神霊を奉安する輿。御神幸など。
喧嘩神輿、明神祭、お船曳き、走り神輿、大名行列、立会祭り、神集え祭り、花祭り、など

神事・行事の分類一覧

神事の詳細

祭りの時間帯
  • 午前
  • 午後
祭りの対象
  • 本社(本殿)奉斎の祭神
祭祀規程上の区分
  • 例祭
祭りの趣旨・由来
  • 皇運の隆昌と氏子・崇敬者の繁栄を祈念する恒例の祭り
祭りの規模 祭典奉仕の神職数
  • 1名
祭典奉仕の神職
以外の祭員数
  • なし
祭典の参列者数
  • 30名前後まで
祭礼行事の神職・
祭員以外の所役
  • 11~100名
神職以外の祭りの奉仕者
  • 男性(成年・老壮年)
  • 特定のグループ(例:組、集団、講、神事・神楽・芸能等の保存会、氏子青年会、神輿保存会・同好会、敬神婦人会など)
  • 総代(全員または代表・有志・選抜者)
  • 老若男女さまざまな人々が多数参加
神饌・供え物 品目
供え方
芸術・文芸・物品奉納供進等の行事
競技・演武等の行事
  • 剣道(奉納剣道大会、奉納演武など)
芸能
こもり・禁忌・禊祓・神占などについて
ヤマ・屋台・山車・ダ
ンジリ・舟・その他の
工作物(大きな人形な
どを含む)の設置・曳き
回しについて
呼称
形態
神輿(鳳輦を含む)と神輿渡御
  • 路上、町辻での神事・行事がある
  • 氏子区域を巡幸する
  • 境内神社(飛び地境内神社)へ渡御する。境内神社の神輿が本社へ渡御する
  • 町内神輿・樽神輿・万灯神輿・こども神輿等の渡御・巡幸がある
  • 水上渡御(船渡御)がある(御座船に神輿が乗る)
  • 海中(水中・湖水中)へ神輿が入る行事がある
  • その他神輿や渡御に関して特別の行事や形態がある
  • 水上渡御(船渡御)がある(御座船に神輿が乗る)
  • 海中(水中・湖水中)へ神輿が入る行事がある
  • その他神輿や渡御に関して特別の行事や形態がある
行列・社参・参列 形態
一般の参列の可否
  • 一般の方の参列・参加の希望があれば歓迎する
その他の行事・所作

祇園神社の神事一覧

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