暮らしと神道

神事の紹介

秋祭

熊野神社

710-0807 倉敷市西阿知町450

祭礼日時
11月2日 終日 
文化財指定
無 

 毎年11月2日、まず秋祭祭典の前に「千歳楽」と呼ばれる太鼓台の御祓いが行われた後、千歳楽保存会のメンバーに曳かれて氏子区域の巡行が行われる。この際、太鼓をたたきながら「千歳楽の唄」と呼ばれる唄が歌われる。

 千歳楽の構造は車輪のついた台に太鼓を縦に収め、屋根に布団と呼ばれる巨大な座布団のような形状をしたものを重ねたものである。千歳楽は岡山県南部に各地に存在するが、この布団部分の数などに地域ごとの差があるといわれ、熊野神社のものは3枚である。

 千歳楽の出発後、熊野神社総代ならびに、熊野神社境内地外末社扱いとなっている中島地区氏神の中島神社、小溝地区氏神の穴場神社の総代なども出席の元秋祭り祭典が行われる。この際、熊野神社総代は献餞、撤選の手長を務め、総代長もしくはその代理が氏子祭詞を奏上する。

 

 なお巡行は行われないが、熊野神社には神輿もある。かつては巡行が行われていたようであるが、現在は経年による劣化が激しくなったためか巡行は行われていない。

神事の分類

だんじり だんじり

山車(だし)とも呼ばれ、御神霊の「依りまし」として練り歩く祭典など。
ふとんだんじり、頂戴、市入り祭り、櫓祭、花車、など

神事・行事の分類一覧

神事の詳細

祭りの時間帯
  • 終日
祭りの対象
  • 本社(本殿)奉斎の祭神
祭祀規程上の区分
  • 例祭
祭りの趣旨・由来
  • 皇運の隆昌と氏子・崇敬者の繁栄を祈念する恒例の祭り
祭りの規模 祭典奉仕の神職数
  • 3名
祭典奉仕の神職
以外の祭員数
  • 10名前後
祭典の参列者数
  • 20名前後
祭礼行事の神職・
祭員以外の所役
  • 30~50人
神職以外の祭りの奉仕者
  • 総代並びに千歳楽保存会
神饌・供え物 品目
供え方
芸術・文芸・物品奉納供進等の行事
競技・演武等の行事
芸能
こもり・禁忌・禊祓・神占などについて
ヤマ・屋台・山車・ダ
ンジリ・舟・その他の
工作物(大きな人形な
どを含む)の設置・曳き
回しについて
呼称
  • 千歳楽
形態
  • 車がついていて、曳いて移動する
  • 太鼓台
神輿(鳳輦を含む)と神輿渡御
  • 氏子区域を巡幸する
行列・社参・参列 形態
一般の参列の可否
その他の行事・所作

熊野神社の神事一覧

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