暮らしと神道

神事の紹介

真榊と千歳楽

鴨神社

719-0243 岡山県浅口市鴨方町鴨方330

祭礼日時
10月体育の日の前々日と前日10時 
文化財指定
無 

毎年10月の体育の日の前々日と前日の(土)(日)に行われる。土曜日は前夜祭、日曜日午前10時より秋季大祭式典が行われる。式典には神社責任役員・氏子総代・祭り当番・町内会長・老人会代表・青年団代表等が参列する。午後12時30分より神輿への御霊遷しが行われ、午後1時に約50人の行列で氏子全域へ向けて神幸式が開始される。全員必ず鳥居をくぐって出発しなれけばならない。神幸式は約5時間の道中で、3カ所の御旅所を経て、神社境内へ戻り、先頭の榊台が鳥居をくぐれば祭りは終わりとなるが、まだまだ祭りを終わらせたくない若者たち(青年団・少年団など)が3台の千歳楽(「せんざいらく」とは、太鼓台の上に赤い座布団を組み合わせ、担ぎ棒を組んだもの)で鳥居の前を担いで陣取り、白装束を纏った榊台(約3メートルの榊の木を担ぎ棒のついた台に組み合わせ、約10人で担ぐ先祓である)が鳥居をくぐる事を阻止するのである。青年団・少年団などの3台の千歳楽が、鳥居の前で阻止し続ける。約1時間に亘る榊台と千歳楽の攻防がこの祭りの1番の目玉であり、氏子が1番燃える場面である。お互いに力を出し切り、千歳楽と鳥居の僅かな隙間を見つけ出し、榊台が見事に鳥居をくぐると観客から一斉に大きな拍手が起こり、無事祭りを終えるのである。

神事の分類

神輿行事 みこしぎょうじ

神輿は神霊を奉安する輿。御神幸など。
喧嘩神輿、明神祭、お船曳き、走り神輿、大名行列、立会祭り、神集え祭り、花祭り、など

神事・行事の分類一覧

神事の詳細

祭りの時間帯
  • 終日(朝から夕刻・宵まで通して)
祭りの対象
  • 本社(本殿)奉斎の祭神
祭祀規程上の区分
  • 例祭
祭りの趣旨・由来
  • 皇運の隆昌と氏子・崇敬者の繁栄を祈念する恒例の祭り
  • 農耕に関わる由緒や伝承がある祭り(御田植祭など)
  • 学問・学術・教育に関する祭り
  • 年齢に応じて行われる人生儀礼に関わる祭り(長寿に関する祭りを含む)
祭りの規模 祭典奉仕の神職数
祭典奉仕の神職
以外の祭員数
祭典の参列者数
  • 100名前後まで
  • それ以上の多数
祭礼行事の神職・
祭員以外の所役
神職以外の祭りの奉仕者
神饌・供え物 品目
供え方
芸術・文芸・物品奉納供進等の行事
競技・演武等の行事
芸能
こもり・禁忌・禊祓・神占などについて
ヤマ・屋台・山車・ダ
ンジリ・舟・その他の
工作物(大きな人形な
どを含む)の設置・曳き
回しについて
呼称
形態
神輿(鳳輦を含む)と神輿渡御
行列・社参・参列 形態
一般の参列の可否
  • 一般の方の参列・参加の希望があれば歓迎する
その他の行事・所作

鴨神社の神事一覧

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