八幡神社
ハチマンジンジャ
由緒
当社は奈良時代文武天皇慶雲4年筑前宗像大社から三女神を奉遷し、清和天皇貞勧年中に山城男山八幡宮(石清水八幡宮)から祭神2柱を勧請した。
建仁2年(1202)3月に記された八幡大神遷座の由は、備中国上房郡古瀬庄河面の郷城山の麓の丘に天然の1つの大石があった。これを昔より拾石神と唱え毎年4月1日夏越の祈祷として近郷から参拝者が群集していた。
その日は晴天であったのに、俄に暴風雨となり虚空振動した。空中から白羽の鳩霊石が飛来し、光明が八方に放たれ、三女神の尊称文字が顕れ、神の御影が暉照した。
群集は低頭平伏驚異したが、老夫が1人進出して天地に響く大音にて、「吾は宮畝太夫という宮守の者なり。斯く三女神の垂跡在りしは、此の郷里村落に鎮座して、人々を護り、幸い給はん」と言上され、直ちに御体を幽して、鳩は虚空に飛び去ったという。
保安元年(1124)社殿造立 応安7年(1374)本社建立。明徳元年(1392)幣殿建立。
その後随神門の建立、鳥居、石灯籠、手水鉢、獅子、狛犬など多くのものが、寄進されている。
天明年中には、板倉周防守勝政公より金幣、御鏡の奉納があった。
明治5年村社に列し、同15年郷社に列格した。昭和10年に本殿拝殿の移転奉斎をしたのが、現在の社殿である。
昭和61年3月、社務所の改築を行った。
基本情報
神社コード | 11011 |
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神社名 | 八幡神社(ハチマンジンジャ) |
通称名 | 大元八幡神社 |
旧社格 | 郷社 |
鎮座地 | 〒719-2121 高梁市川面町2650 |
電話番号 | |
FAX番号 | |
駐車場 | 有 20台 |
御祭神 | 息長帶比賣命,市寸嶋比賣命,多紀理比売命,湍津比賣命,品陀和氣命 |
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御神徳 | 家内安全 |
主な祭典 | 春分の日:祈年祭 10月17日:例祭 12月15日:新嘗祭 |
宮司宅電話 | 0866-26-0647 |
URL | |
特記事項 | 八朔祭り(8月第4日曜日)には、花火打ち上げ・児童行灯奉燈・盆踊り・演芸等が奉納される |
- 交通アクセス
- JR伯備線備中川面駅から北へ約500m
- 氏子地域
- 高梁市(川面町)