稲荷神社
イナリジンジャ
由緒
当社は、享保19年(1734)6月に京都の稲荷神社(現在の伏見稲荷大社)の御分霊を勧請して鎮座した。
その前身には、領主戸川公の寄進地(現在の鎮座地)に早島村城山正一位稲荷大明神の御分霊を勧請していた。創建時期は不明だが、宝永4年(1707)帯江沖新田村干拓完成直後の事と伝えられ、参道石鳥居に「正一位稲荷大明神」の額が残り、往時を物語る。
現在の本殿は安永3年(1774)の造営で、旧本殿は境内の東南隅に移され、荒神社として現在に至る。江戸時代は法輪寺の僧侶が祭祀に当たっていたが、明治5年の神仏分離に伴い、社名を「稲荷宮」から現社名である「稲荷神社」に改称し、御祭神を三柱とした。大正3年9月24日に神饌幣帛料供進神社に指定された。
近代に入り、港町から駅前町として、或いは産業の町として栄えたため、水田は次第に減少し、住宅地が多数を占めるようになったが、現在でも各町内、組合毎に茶屋町の伝統神事である「春祈祷」(はるぎとう)を3月下旬から4月初旬にかけて行い、氏子の繁栄を祈念している。
基本情報
神社コード | 02059 |
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神社名 | 稲荷神社(イナリジンジャ) |
通称名 | 茶屋町稲荷神社 |
旧社格 | 村社 |
鎮座地 | 〒710-1101 倉敷市茶屋町1547 |
電話番号 | 086-428-5577 |
FAX番号 | 086-428-5577 |
駐車場 | 有 6台 |
御祭神 | 宇賀御靈神,須佐之男命,神大市比賣命 |
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御神徳 | 五穀豊穣, 商売繁昌, 厄除開運, 無病息災, 開運招福 |
主な祭典 | 5月第2土・日曜:祈年祭(春季大祭) 7月最終日曜:夏越祭 10月第2土・日曜:例祭・神幸祭(秋季大祭) 11月23日:新嘗祭 |
宮司宅電話 | |
URL | https://inari-jinja.com/ |
特記事項 |
- 交通アクセス
- JR瀬戸大橋線・宇野線茶屋町駅から北東へ600m
- 氏子地域
- 倉敷市(茶屋町)