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長田神社

ナガタジンジャ

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由緒

当社は、延喜式神名帳に小十座の一、美作国長田神社とある。また、三代実録に貞観6年8月15日美作国従五位下長田神社授従五位上とあり、布施郷一宮美作国九宮とある。
中古には牛頭天王とも称している。天文年中尼子晴久が、社殿を建築し、寄進した。慶安2年美作国主森内記が神鏡一面を寄進した。
明治12年上長田、下長田所在の九社を合祀した。大正11年郷社に列格した。

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  • お田植祭
お田植祭

お田植祭

長田神社・真庭市

タグ:神事

毎年5月5日特殊神事としてお田植祭(菖蒲祭)が稲の豊穣と氏子の繁栄(安産) を願って行われる。
拝殿に神饌として産米(ウブゴメ・洗米に煎った黒豆とミョウガの茎を刻んで混ぜる)、スルメ、ウド(山ウドの若芽)、赤飯、寿司、煮しめ等が供えられ、実際の農具をかたどった木製の農具を使用し、牛による荒起こしから鍬代までを忠実に再現する。
神事には「オサン」、「百姓頭」、「田人」の役掌がある。
「オサン」お産役を演ずる役。産米を奉持し、昇殿の途中に懐中から「御子代」(ミコシロ・祭の前夜宮司が秘かに紙で人形を作り、奉書で包んで御子と墨書する。お産の御守)を階段の途中に落とす。この位置によりその年のお産の難易を占う。
「百姓頭」お田植祭の指揮者であり、時には農夫、牛使いを演じる役。
「田人」菖蒲を牛の角に見立てて額に角形に付け、農具を牽く役。
お田植えの準備が終わると、宮司は菖蒲の束を稲苗に見立て、三台の三方に3等分 して置く、中央が中稲、右が早稲、左が晩稲で束の数が最も多いのが豊作と占う。神事終了後、産米と菖蒲は拝殿に置かれ、産米は産婦が、菖蒲は苗代の水口に、牛の角に使った菖蒲は牛舎に掛けて御守とする。

基本情報

神社コード 14057
神社名 長田神社(ナガタジンジャ)
通称名 天王さん
旧社格 郷社
鎮座地 〒717-0506 真庭市蒜山下長田1097
電話番号
FAX番号
駐車場
御祭神 事代主神
御神徳
主な祭典
宮司宅電話 0867-66-3524
URL
e-mail
特記事項
交通アクセス
氏子地域
真庭市(蒜山下長田、蒜山上長田)

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