岩牟良神社
イワムラジンジャ
由緒
当社は第44代元正天皇霊亀元年熊野三所権現を勧請した。
多気郷の氏神、首神として竹荘総社権現と称し、国主歴代の祈願所として、松山城主から社殿の造営、神田、大刀、石灯篭を奉献された。
文久年間火災により社殿のほとんどを失い、城主の祈願文、社領の下知文等、竹荘郷の文化財ともいうべき古文書が悉く焼失した。
後冷泉院永承3年(1048)11月15日、主基の方備中国木工頭兼文章博士讃岐権介藤原朝臣家経が「君が代はまさごのなれる石村を、山のたかねにあふぐべきかな」と詠んだ。
また、後醍醐天皇文保2年(1318)、主基方巳日楽破隆教が「道ありと木のもと草のかきはまで、我が代をいは村の森」と詠んだ。
2首共この社地を歌ったもので齊邑の義である。明治初年神仏分離により、権現の称を廃止され、齊邑によって岩牟良神社と改称した。俗称竹荘総社宮という。竹荘15社の集う神集祭が平安時代から昭和22年まで10月18日に盛大に行なわれた。明治44年11月村社2社、無格社36社を合祀、昭和27年宗教法人となる。
基本情報
神社コード | 11027 |
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神社名 | 岩牟良神社(イワムラジンジャ) |
通称名 | 総社 |
旧社格 | 村社 |
鎮座地 | 〒716-1122 加賀郡吉備中央町竹荘1074 |
電話番号 | 0866-54-0792 |
FAX番号 | |
駐車場 | 有 10台 |
御祭神 | 伊弉冉命,事解男命,速玉男命,譽田別命,仲哀天皇,神功皇后,素盞嗚命 |
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御神徳 | 家内安全, 殖産興業 |
主な祭典 | 4月13日:祈年祭 10月第4日曜日:例祭 12月22日:新嘗祭 |
宮司宅電話 | 0866-54-0814 |
URL | |
特記事項 |
- 交通アクセス
- 県道31号高梁・御津線沿いの竹荘中学から北東へ500m
- 氏子地域
- 加賀郡吉備中央町(竹荘)