岩熊八幡宮
イワクマハチマングウ
由緒
当社の由緒沿革は不詳である。
「岡山市の近世寺社建築」に次の通り記載されている。
本殿は三間社で屋根は入母屋造りである。柱は本柱が円柱、庇を几帳面取り角柱とする。組み物は大斗肘木。軒を一軒疎垂木とする。本柱と向拝は海老虹梁でつなぐ。正面側面三方に擬宝珠付き柱の高欄をめぐらし、向拝には浜床を設ける。柱間装置は正面中央間桟唐戸で、両脇間を板戸引き違いとし、背側面は全ての間を板壁とする。
材は松が中心で、向拝廻りは特に吟味された良材を使用している。
本殿の建立年代を示す資料はないが、木鼻や海老虹梁の渦の形状等の様式からみて、18世紀前期頃と思われる。
なお、向拝の軒を二軒にする計画があったのかも知れない。派手さはないが、堅実な仕事がされている建物である。
基本情報
神社コード | 08085 |
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神社名 | 岩熊八幡宮(イワクマハチマングウ) |
通称名 | 氏神様 |
旧社格 | 村社 |
鎮座地 | 〒709-0613 岡山市東区百枝月1466 |
電話番号 | 090-8990-3421 |
FAX番号 | 086-201-1555 |
駐車場 | 無 |
御祭神 | 仲哀天皇,応神天皇,神功皇后 |
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御神徳 | |
主な祭典 | 10月22日:秋祭 |
宮司宅電話 | 086-297-9600 |
URL | |
kmiyake33@gmail.com | |
特記事項 |
- 交通アクセス
- JR赤穂線西大寺駅から東へ3km
- 氏子地域
- 岡山市東区(百枝月)