黒沢村持井田裏山頂上、俗に妙見峠に鎮座の妙見菩薩を、寛正年間に山麓の現在の地に勧請遷座した。宝暦年間に本殿・鳥居を改築した。古老の言によると、此の妙見菩薩は霊験あらたかで、当時周匝の川を通る舟は、皆転覆したため、御社殿を山麓に遷座したと云い伝えている。