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七曲神社

ナナマガリジンジャ

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由緒

もと佐波山の麓に御鎮座であったのを、慶長八年日置忠俊が金川を領有するとともに、城山の東五丁ほどの山麓に奉遷したという。寛永九年池田光政が備前に国替えとなって、小神富久を新に神事を執行わせた。寛文九年に現在地に奉遷した。延宝二年卜部兼方が神籬・正印霊を御筥におさめて遷宮した。延宝三年日置忠明が新社殿を造営した。その後度々修築したが、現在の社殿は昭和十三年に竣工したものである。

ギャラリー

  • はなよ
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    はなよ

    七曲神社・岡山市

    タグ:秋,祭

    「はなよ」七曲神社の獅子舞である。日置氏は系譜に見るように養子の多い家系であるが、封建領主にとって、男子の出生は「家」の安泰につながる大事であった。その願いが獅子舞にもあらわれているのであろうか、特色は、雌獅子で「さかりは」「寝獅子」「立獅子」の三つの形があり、五穀豊饒の感謝、悪霊退散、にあわせて、「ひょっとこ」が出て、子孫繁栄にかかわるセクシャルな舞を見せる場面がある。「はなよ」は天狗だが、天狗は猿田彦大神が変ったものと言われている。猿田彦大神が天孫降臨の道開き、道案内、先触れとなったように、神輿御神幸の先ぶれとして、獅子舞とともに氏子地区の悪霊を祓い清めてまわるのが、天狗であり「はなよ」である。また天狗の鼻は男性の象徴とも言われ、子孫繁栄にも通じるのである。そこで「はなよ」は天狗の面をつけ、赤や青の衣を着て、神主の持つ「笏」に似た板をもって歩きまわり、若い女性を追いかけて、その板で尻をたたくことを許されていたという。これも将来は、じょうぶな子どもを産むようにいうことであろうと思われる。また女の子は「はなよー、めんよー」とはやしてからかい、追われるとおもしろがって嬌声をあげ逃げまどうのであった。江戸時代というと男女関係にも、自由気ままの風潮があったと思われがちだが、岡山藩は池田光政の儒学尊重によって、風紀ということに厳しかったようで、通りかかった娘を雑言でからかい、いたずらをしかけたということで、追放処分を受けた若者がいるくらいであった。いずれにしても、氏神の祭礼、秋祭りはお神酒ふるまいもあり、笛太鼓の音楽もあり、人々が解放された日であった。

    基本情報

    神社コード 06083
    神社名 七曲神社(ナナマガリジンジャ)
    通称名
    旧社格 村社
    鎮座地 〒709-2133 岡山市北区御津金川602
    電話番号 086-724-3589
    FAX番号
    駐車場
    御祭神
    御神徳
    主な祭典
    宮司宅電話 086-263-6265
    URL
    e-mail
    特記事項
    交通アクセス
    氏子地域
    岡山市北区(御津金川字旭町、御津金川字新船町、御津金川字西町、御津金川字東町、御津金川字南新町、御津金川字南町、御津金川字表町、御津金川字本町)
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