神前神社
カンザキジンジャ
由緒
寛文10年(1670年)、富田・八重沖の干拓ができ、ついで増原池・大木池など灌漑用溜池が完成したため、農民の入植者も次第に増加してきた。そこで、延宝6年(1678年)当山神崎山に、八重・道越・七島・亀山・島地の各村の鎮守神を合祀し、神崎宮が創建された。
祭神の猿田彦命が天孫降臨に際し、ご案内役をした神であることから、神前大明神と称されるようになった。
当神社の境内摂社には、前魂神社、稲荷神社、亀山神社、若魂神社、松尾神社、恵美須神社、天満宮が併祀されている。
氏子区域の中で、亀山部落には厳島神社が、島地部落には稲荷神社と地神社があり、道越部落には地神社と荒神社があって、各々祭典が行われている。特に道越部落では、正月から2月にかけて5つの小部落毎に御日待祭が行われている。
13世紀作(鎌倉時代)である亀山焼壷が、神前神社境内より出土し、倉敷市文化財に指定されている。
狛犬
神前神社・倉敷市
初詣
神前神社・倉敷市
新年に初詣をする参拝者。
夜の千歳楽
神前神社・倉敷市
宮入をする千歳楽。
神輿渡御
神前神社・倉敷市
神幸祭で御旅所でのお祓い。
境内の桜
神前神社・倉敷市
神前神社に境内に咲く桜。
神前神社本殿
神前神社・倉敷市
寛文10年(1670)富田・八重(現在金光町)沖の干拓ができ、次いで増原池・大木池などの灌漑用溜池が完成したため、農民の入植者も次第に増加してきた。
そこで、延宝6年神崎山に八重・道越・七島・亀山・島地の各村の鎮守神を合祀し、神崎宮が創設された。祭神の猿田彦命が天孫降臨にさいし、ご案内役をした神であることから、神前大明神と称されるようになった。
基本情報
神社コード | 05009 |
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神社名 | 神前神社(カンザキジンジャ) |
通称名 | 神前大明神 |
旧社格 | 村社 |
鎮座地 | 〒713-8113 倉敷市玉島八島3490 |
電話番号 | 086-522-7816 |
FAX番号 | |
駐車場 | 有 20台 |
御祭神 | 猿田彦命,素盞嗚命,天穗日命 |
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御神徳 | 旅行安全, 造船, 海運・航海, 冤罪消除, 海上安全 |
主な祭典 | 1月1日:歳旦祭 2月11日:建国祭 10月第4土曜日、日曜日:秋季例大祭 |
宮司宅電話 | 0865-42-5937 |
URL | |
特記事項 | 玉島道越では、正月から2月にかけて、小部落毎にお日待祭を執り行っている。 |
- 交通アクセス
- 新倉敷駅から北西に約2km。
- 氏子地域
- 倉敷市(玉島道越、玉島八島)
神前神社の狛犬。